地元高校に関するうれしいニュースが続きました。まずは先日のNHK旗県高校野球大会で、菊池高校が驚きの準優勝。公式戦での決勝進出は、実に67年振りの快挙です。その数日後には、県高校総体で、菊池女子高校剣道部が悲願の初優勝を果たし、また菊池農業高校馬術部が3部門を制し7年振りの団体優勝!　各校の全生徒・先生の皆さん、ご家族、OBの方々に心からお喜び申し上げます。地元の学校の活躍は、自分の家族のことのように本当にうれしいものです。

しかし現実は少子化が進み、各校必死の努力にもかかわらず、3校とも入学者の定員割れが続く厳しい状況。県立・私立に関係なく地元高校の活力は、市の活力に直結する重要な問題です。

本年から高校・市民・行政が一致団結して対策に取り組んでいくことにしました。協議会を設け、各校の特性や強みを生かした戦略を一緒に練り、役割を分担して入学者増を目指します。

地元高校のありさまは、その地域社会全体の教育への関心を示す鏡です。磨けば光り、磨かざれば曇る。かつての「文教菊池」は、教育に対する先人の志の強さを映し出しているのではないでしょうか。どうか皆さまの応援をお願いします。