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若い女性に急増している「乳がん」と「子宮がん」

更新日:2017年5月1日

日本人の死亡原因の第一位は、男女ともに「がん」です。毎年30万人以上の人がこの病気で亡くなっています。人間の体は、多くの細胞からできています。その細胞は、毎日、遺伝子をコピーして新しく生まれ変っていますが、その過程で遺伝子に傷がつき、異常な細胞ができることがあります。これが細胞の突然変異です。こうした“コピーミス”で出来た細胞が増殖して体を弱らせてしまう状態が「がん」という病気です。異常な分裂・増殖をくり返し、10〜20年かけて「がん」の状態になります。
高齢者がなりやすいと言われている「がん」ですが、女性特有の病気である「乳がん」や「子宮がん」は若年化が進み、20〜40歳代で発症するケースが急増しています。若ければ若いほどがんの進行は早くなりますので、20歳になったら乳がん、子宮がん検診を受けることをお勧めします。

菊池市の「乳がん」と「子宮頸がん」検診の状況

「乳がん」と「子宮頸がん」検診の受診者 

「乳がん」と「子宮頸がん」検診の受診者を説明したグラフ画像

「乳がん」と「子宮頸がん」検診の受診者に関する折れ線グラフ画像に記載の情報

表:「乳がん」と「子宮頸がん」検診の受診者
乳がん(マンモ)乳がん(超音波)子宮頸がん
平成23年1,672人1,812人2,665人
平成24年1,537人1,766人2,539人
平成25年1,585人1,930人2,690人
平成26年1,432人1,729人2,540人
平成27年1,540人1,702人2,441人

 

がん検診精密検査結果

表:がん検診精密検査結果
検診項目

平成25年度

平成26年度

要精密者 がん(早期) 要精密者 がん(早期)
子宮頸がん 40人 3(3)人 26人 0人
乳がん(マンモ) 85人 2(1)人 95人 3(2)人
乳がん(超音波) 30人 5人 18人 4人

菊池市の「乳がん」検診の受診者は増加傾向にあり、「子宮がん」検診の受診者は減少傾向にあります。住民検診で「乳がん」は2年間で14人、「子宮がん」は3人発見されています。

30歳代に急増する「乳がん」

乳がんは20歳代から徐々に増え始め、40歳代後半から50歳代にピークを迎えますが、30歳代に急激に増加するのが特徴です。乳がんの自覚症状としては、「がん」が5mm〜1cmくらいの大きさになると、しこりとして触れることがあります。しこり以外の症状としては、乳頭からの異常分泌、乳頭や乳輪のただれなどがあります。
しこりができやすい場所は「乳房の外側の上部」「乳房の内側の上部」「外側の下部」「中心部」「内側の下部」と続きます。初期症状においては痛みを感じることはほとんどありませんが、進行すると痛みや張りを感じることもあるようです。

低年齢化が進む「子宮頸がん」

子宮がんには子宮の入り口付近の子宮頚部にできる「子宮頸がん」と、子宮の奥の体部粘膜にできる「子宮体がん」があります。子宮頸がんも子宮体がんも、初期にはほとんど自覚症状がありません。進行してくると不正出血やおりものの異常、下腹部痛などがみられるようになります。
子宮頸がんの初期症状には「性交時の刺激による出血」がありますが、それ以外の自覚症状はほとんどないため、定期検診でがんが発覚する人がほとんどです。20〜30歳代に急増しています。

がんのリスクを高める女性ホルモン

乳がんや子宮がんの発生には、女性ホルモンの一種である「エストロゲン」が深く関わっています。エストロゲンの影響を長期間受けることになる「初潮の時期が早い人」や「閉経時期の遅い人」、「出産経験のない人」などは、乳がんや子宮がんの発症リクスが高くなるといわれています。
また、子宮がんのうち、子宮頸がんのおもな原因は、「ヒトパピローマウイルス(HPV)」というウイルスです。HPVは性交渉によって感染するため、性体験のある女性の約80%が感染するといわれていますが、すべての人ががんになるわけではありません。感染しても多くの場合、本人の免疫機能が働いて排除されます。ところが、がんを発症させるリスクの高いHPVが排除されず、長期にわたって感染することがあり、このような場合に、数年を経て子宮頸がんを発症するとされています。

がんの危険因子は生活習慣の改善で減らすことができる

女性のがんの危険因子のなかには、女性ホルモンの影響など避けようのないものもありますが、生活習慣に潜む危険因子は生活習慣の改善で減らすことができます。なかでも重要なのは、「禁煙」です。喫煙習慣のある人は、直ちに禁煙をお勧めします。
食生活では、動物性脂肪を控え、青魚などの魚を積極的にとりましょう。野菜や果物を積極的にとり、バランスのよい食事を心がけましょう。お酒は適量を守り、乳がんの危険因子を持っている人はできるだけ控えるようにしましょう。
また、閉経後の肥満は乳がんや子宮がんの危険因子にもなるので、日常生活での活動量を増やし、適度な運動を行い、肥満の予防・改善につとめましょう。

早期発見・早期治療でがんを治しましょう

現在は検査法や治療法が進み、早期に発見して早期に治療すれば「がんは治せる病気」になっています。そのためには健診やがん検診を定期的に受けることが大事です。
菊池市では毎年8月・9月に健康診断を行っています。5月に健診申込み書をご家庭に郵送しています。病気の予防は、まず自分のからだのことを知ることです。健診を受けて病気の予防と早期発見・治療につとめましょう。


追加情報

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お問い合わせ

菊池市役所 健康福祉部 健康推進課 健康推進係
電話番号:0968-25-7219この記事に関するお問い合わせ


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