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ご存知ですか?「慢性閉塞性肺疾患(COPD)」

更新日:2017年3月1日

慢性閉塞性肺疾患(COPD)という病気を耳にされたことはありますか?

COPDはたばこの煙を主とする有毒物質を長期間吸入することによっておこる肺の炎症性の病気です。

患者数は、全世界的に増加しており、約2億人といわれ、年間死亡者は300万人と推定されています。WHO(世界保健機構)は、COPDによる死亡は今後10年間に30%増加し、2020年には死亡順位第3位(2008年第4位)になると推定しています。

日本でも、COPDによる死亡者数は増加傾向にあり、2010年には死亡順位9位、男性の死亡順位では7位となっています。今後、これまでの長期的な喫煙による影響と急速な高齢化によって、さらに患者数、死亡者数の増加が続くと予想されます。

どんな症状なの?

慢性の咳、痰と労作性の息切れです。COPDはゆっくりと進行し、典型的な症状も重症になってから現れることが多いため、早期に気づきにくいことが特徴です。階段や坂道での息切れにはじまり、重症になると歯磨きや着衣の動作でも強い息切れが現れます。

COPDは、肺の病気のみにとどまらず、全身に症状が現れます。進行すると体重減少や食欲不振、体や手足の筋力・筋肉量の減少、心不全や息切れなどによる抑うつ状態や不安など精神的な症状も見られます。

治療は?

COPDの発症を予防し進行を遅らせるためには、たばこの煙からの回避が最も重要です。禁煙とインフルエンザなど感染症の予防が大切です。
治療の基本は、気管支拡張薬を使用します。症状によって薬剤と呼吸リハビリテーションが進められます。

他の病気を引き起こします。

COPDは、慢性的な全身性炎症がおこっているため多くの病気が併存します。
代表的なものとして、骨粗鬆症、心・血管疾患、消化器疾患などがあります。狭心症や心筋梗塞、うっ血性心不全を起こすリスクは1.5〜3倍になります。肺がんの合併も問題になってきます。

2000年の日本における、40歳以上のCOPDの病気を持つ人の割合は、8.6%、患者数530万人と推定されています。一方、2008年患者調査によると、COPDの治療をしている患者数は約17万3千人となっています。これは、大多数の患者が未診断、未治療の状況に置かれていることを表しています。
40歳以上で喫煙歴があり、咳・痰が長く続く場合や階段や坂道での息切れに気づいたら医療機関を受診することをお勧めします。

COPDは、他の生活習慣病と同じように早期発見・早期治療が大切です。

また、生活習慣の見直しが必要です。喫煙は、COPDの最大の危険因子です。喫煙者本人だけでなく、周りの人の受動喫煙も大きな問題となっています。
禁煙が最大の予防法であり重症化予防対策です。現在は、医療機関での禁煙外来などで、禁煙のサポート体制も整備され、無理なく禁煙できる環境となっています。
自分の肺を守るためにも、禁煙について考えてみましょう。


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菊池市役所 健康福祉部 健康推進課 健康推進係
電話番号:0968-25-7219この記事に関するお問い合わせ


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